コートジボワール(40国目) 2019年2月1日


 ガーナのケープコーストからタコラディまではミニバスで1時間半。さらに国境の町エルボまではミニバスで2時間の移動。ガーナの首都アクラで取得したビザでコートジボワールに入国したら、国境の町ノエからアボイッソへとミニバスで1時間。

 かつてフランス領だったコートジボワールは共和制で、公用語はフランス語。国名の由来は15世紀にヨーロッパの貿易船が奴隷と象牙の売買に来航したこと。
 コートは海岸でイボワールは象牙という意味で、昔から「象牙の海岸」と呼ばれ、昔は日本でも意訳による漢字表記は「象牙海岸共和国」だった。

 通貨はCFAフラン。物価は西アフリカでも比較的裕福な国な上、内戦や経済成長の理由から高騰してるようだ。治安は一時期の内戦状態と比べると平和になりつつあるようだが、都市部では窃盗や車上荒らしなど、それなりの犯罪はある。

 アボイッソからはバスで2時間移動してアビジャンへ。ここでは独創的なデザインの「セントポール大聖堂」、突き抜けた塔が特徴的な「グランドモスク」などを観光。
 近郊には日帰りで行けるかつての首都だった世界遺産「グラン・バッサム」があるので、ここも見逃せない。

 アビジャンからは首都ヤムスクロへとバスで5時間の移動。ここではギネスブックで世界最大とされる教会「平和の聖母聖堂」を観光。それと次に行くギニアのビザも取得しとく。

 その次はバスで3時間移動してダロアへ。その後はミニバスで5時間移動のマンへ。どちらも特に見所はなさそうなので、町でもふらついて市民の生活を見るとしよう、と妄想はここまで。

 さて、今回実際に訪れたのは、東京都港区六本木にある「アフリカンホームタッチ」。コートジボワールの主食はアチェケ、フトゥ、米が三大主食。それらを鶏肉や魚といったおかずと食べる。

 都内近郊にコートジボワール料理店はなかったので、よく食べられているという「ティラピアのグリル」を求めてこの店へ。ティラピアはアフリカで一番ポピュラーな魚で、日本で言えば鯛のようなもの。

 こんがりグリルされたその魚の味はかなりスパイシー。ビールなどのつまみには合いそうだが、そのままだと個人的には辛すぎる。おまけに料金は高いのに骨が多くて食べる身も少なく、何だか味も腹も満足いかなかった。

 東京都港区浜松町にある「カラバッシュ」でもこの魚は提供してる。そちらはメニューにコートジボワールソース添えとあるので、そっちで食べた方が良かった気がする。

[この日の写真]



 

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