ギニア(41国目) 2019年2月9日


 コートジボワールのマンからダナネへはミニバスで2時間。そこから国境へはバイクタクシーで1時間半。ビザはコートジボワールのアビジャンで取得。ギニアに入国したらバイクタクシーで2時間半のヌゼレコーレへ。

 かつてフランスの植民地だったギニアは共和制国家。国名は赤道ギニアやギニアビサウ、パプアニューギニアと区別するため、首都の名を冠して「ギニア・コナクリ」と呼ばれることも多い。

 宗教はイスラム教が8割で、キリスト教と現地宗教が1割。通貨はギニア・フラン。豊富な資源のある国だが、一般庶民は収入が少なく物価も高いので、生活はとても厳しいようだ。

 西アフリカ諸国内では比較的治安の良いとされているギニアだが、人の集まる場所ではスリやひったくりがあり、警察官がいちゃもんをつけてきて金を巻き上げる事もあるという。

 ヌゼレコーレからの移動は全てシェアタクシーでベイラへと2時間、カンカンへ6時間、クルサへ1時間半、ダボラへ3時間半、マムーへ3時間、ラべへ3時間半、クンダラへ5時間といったところ。

 この道中に何か見所があるのかよく分からないが、ギニアは自然が多く残っているので、現地人たちの素朴な生活も垣間見れるだろう、と妄想はここまで。

 さて、今回実際に訪れたのは、東京都世田谷区宮坂にある「マッシーナ メッシーナ」。ここはギニア出身のマッシーナ氏と、日本人の奥さんが営む民家レストラン。
 ドラマ「孤独のグルメ」でも紹介されたこの店は、1日4回の入替制のランチバイキング。しかも1500円で90分間食べ放題。

 ギニア料理の主食は米で、それにスープ状になったおかずをかけて食べるのが定番。ほとんどの家庭では食事は1日に1度まとめて料理し、昼も夕も全く同じものを食べる事が普通だという。

 「マッシーナ メッシーナ」ではおかずは和食、洋食、中華など10種類以上の料理があるが、ここに来た一番の目当てはギニア料理の「マフェ」。
 これは西アフリカ地方で広く親しまれている家庭料理で、トマトベースでピーナッツペーストなどが入ったカレーのようなシチュー。

 味は赤唐辛子が効いてスパイシーで、柔らかい鳥の手羽先と相まって美味い。この一品だけでなく他の料理もどれも美味しく、贅沢なランチを楽しむことが出来た。

[この日の写真]



 

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