ザンビア(25国目)


 マラウィのリロングウェからは、直通の国際バスでザンビアの首都ルサカへ14時間の移動。ビザは国境で取得できる。かつてはイギリス領だった共和制国家のザンビアは、アフリカでもっとも平和な国の一つとして評価されている。

 国民のほとんどがキリスト教徒だが、7つの国と国境を接しており、70を超す部族が暮らしている。部族同士が争わないのは、初代大統領の政策が大きようだ。
 初代大統領は独立後に民族融和の政策をとり、異民族間の結婚を推奨したりと、民族同士の理解や交わりが増えるようにしたという。

 通貨はザンビア・クワチャで、物価は日本と変わらない。治安面は比較的良いので暮らしやすく、近年は中国の進出で発展を遂げている。

 ルサカではザンベジ川のサンセットクルーズを楽しんだり、国立博物館や聖十字大聖堂を訪れるとしよう。ルサカからはミニバスで7時間移動してリヴィングストンへ。
 近郊にはザンビアとジンバブエの2国間にまたがる、「世界三大瀑布」の一つビクトリアの滝がある。滝はほとんどがジンバブエ側にあるので後で楽しむことに。

 ジンバブエと結ぶヴィクトリア・フォールズ橋では、高さ110mのバンジージャンプが出来る。滝を見るよりも、これを是非経験してみたい。ちなみにバンジージャンプの起源は、バヌアツ共和国で行われていた成人への通過儀礼。

 さて、今回ザンビア料理を食べたかったが、都内近郊で提供してる店が見つからなかった。ザンビアの主食はシマ(とうもろこしの団子)で、それと魚や肉、ピーナッツ、豆、オクラなどのスープと一緒に食べる。

 代表的な料理は「シマ・ナ・クク」というチキン料理や、豆の煮込み、インド伝来の「トンカベジ・チキンカレー」などがあるようだ。



 

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