トルコ(15国目) 2018年11月18日


 ジョージアのバトゥミからトルコ国境までは1時間。トルコはビザが不要で90日までの滞在が可能。国境からトラブゾンまでは4時間。

 トルコは共和国で、かつてはオスマン帝国として広大な土地を納めていた国。国民のほとんどがイスラム教だが、他のイスラム諸国と比べると戒律は緩いようだ。

 通貨はリラで物価は日本より安いが、無茶苦茶安いわけではない。治安は良く親日家も多いので、日本人はこの国を旅行しやすいだろう。ただイスラム国なので、テロの危険はそれなりにある。

 トラブゾンでは観光で一番人気のスメラ修道院を見たり、ポズテぺの丘から町や黒海を眺める。トラブゾンからはバスで9時間移動してアマスヤヘ。ここは古い歴史と独特の景観が織り成す落ち着いた小都市なので、コーヒー文化発祥のトルココーヒーでも飲みながらまったり。

 アマスヤからはバスで5時間移動して首都アンカラへ。ここではアナトリア文明博物館やアタチュルク廟などへ行き歴史に触れるとしよう。それと、トルコには伝統的な蒸し風呂「ハマム」があるので、そこで長旅の疲れを癒す。
 ちなみに日本の風俗店のソープランドは、かつてトルコ風呂と呼ばれていた。その理由は、マッサージサービスが受けられるからだ。

 アンカラからは5時間バス移動してギョレメヘ。ここには世界遺産でもある奇観のカッパドキアがあるので、是非訪れたい。ギョレメからはカイセリへバスで1時間。そこからバスで4時間のメルスィンへ。

 ここは地中海側第一の港町で、トルコ南部を代表する工業地帯もあるため賑わっている。来たのには理由があるので観光は二の次だが、何かしら見るものはあるだろう、と妄想はここまで。

 さて、今回実際に訪れたのは、東京都世田谷区北沢にある「ケバブシェフ」。トルコ料理と言えば世界三大料理の一つなので、色々なメニューがあるのだろう。
 阿佐ヶ谷にある「イズミル」という店でコース料理も食べてみたかったが、ここは庶民的なケバブと鯖サンドをチョイスしてこっちの店にした。

 鯖サンドはイスタンブール名物として有名で、現地ではケバブより人気があるとか。そのケバブは現地だと太めのフランスパンを半分に切ったものに挟んでいることが多いようだ。
 ここで食べたのはドゥルムと呼ばれる、ラヴァシュという薄いクレープで巻いたスタイル。ちなみにケバブはトルコ発祥だが、ケバブサンドの発祥はドイツだという。

[この日の写真]




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