ラオス(2国目) 2018年10月20日


 ベトナムのディエンビエンフーから次に向かうのは、隣国ラオスのムアンクアで所要は7時間。途中で2007年にオープンしたタイチャン・ソブン国境を越えてラオスに入国。同年からビザは不要になったようだ。

 ラオスは民主国で6割が仏教徒。ベトナムと同様にフランス植民地時代の歴史を持つ。治安は良い方で、人もフレンドリーの印象が強い。
 物価は日本の3分の1と安い。通貨はキップだが、アメリカドルやタイバーツでも支払いが可能なケースもあるという。

 ムアンクアは田舎で特に見るとこもないので、旅の疲れを癒すためのんびりしよう。この先はボートでムアンゴイ(4時間)、ノンキャウ(1時間)と移動し、そこからバスで4時間の古都ルアンパバーンへ。
 ここへはベトナムのハノイから国際バスを利用して、ダイレクトに来ることも出来るが、それは所要29時間と過酷な移動。

 ハノイだけでベトナムを出てしまうのもつまらないし、バスに長時間缶詰は疲れる。なので冒険気分が味わえるルートを選び、時間をかけてここまで来た。
 街全体が世界遺産に登録されているルアンパバーンでは、点在する寺院や早朝の托鉢風景などを見るとしよう。

 次はバスで6時間、沈没地として有名なバンビエンへ。自然豊かな秘境なので、数日ゆっくりと滞在。
 バンビエンからはバスで4時間移動し、首都のビエンチャンへ。「世界一何もない首都」などと揶揄される町では、レンタル自転車を借りて寺院巡り。

 ビエンチャンからは国際列車を利用してタイのバンコクへ移動できるが、次はカンボジアへ行きたいので、10時間のバス移動でラオス第2都市パクセーへ。
 ここでは世界遺産のワット・プーや、メコンのナイアガラと言われるスワム滝などを観光、と妄想はここまで。

 さて、今回実際に訪れたのは、東京都杉並区阿佐ヶ谷にあるタイ&ラオス料理「サイバディー」。ここは本格的なラオス料理が食べれる、都内でも数少ない店のひとつ。
 ラオス料理は主食がもち米で、ラープを始めとしたハーブやパーデーク(淡水魚を使った塩辛)を使うのが特徴。タイの東北部イサーン地方の料理とも似てるようだ。

 注文したのはカオラープムー(豚ハーブ炒めご飯)と、ミーカティ(ラオスココナッツミルク混ぜ麺)の2品。
 ラオスのビール「ビアラオ」も飲みたかったが、翌日に健康診断があるのでそれはお預け。食事は2品ともかなり美味しく、料金もリーズナブルで大満足だった。

[この日の写真]




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