三峰山〜辺室山〜仏果山(距離:22Km) 2013年4月13日


8:50 広沢寺温泉
9:35 三峰山登山口
10:20 ベンチ
10:45 三峰山
11:50 分岐
12:00 物見峠

[ この登山の軌跡 ]

12:25 辺室山
13:00 土山峠
13:30 ベンチ
14:00 革籠石山
14:25 仏果山
15:20 撚糸組合前バス停





 数週間前に大山からネクタイ尾根を下り、不動尻に向かう途中で気になる看板を見た。それは「三峰山は地形が急峻で、歩道は狭く沢沿いやくさり場など多く経験者向きの登山です。無理をしないで引き返す勇気が必要です」というもの。

 こんな看板を立てる位だから、三峰山へのルートはそこそこ危険なのだろう。そこで、これがどれ程のものかを味わいに、今回は三峰山へと繰り出すことに。
 この山を登るだけじゃつまらないので、他の山と繋げて三峰山〜辺室山〜仏果山と縦走するルートを歩くことにした。

 まずはスタート地点の広沢寺温泉へと、小田急線の本厚木駅からバスで向かう。林道を40分ほど歩いて三峰山の登山口へ。先週の大雨の影響か、林道には土砂がかなり転がっていた。
 前に見た注意看板の所から、危険だという三峰山へと登る。尾根に出るまでの急勾配の途中で鎖場がいくつかあったが、どれも大して危険ではなかった。

 その後は山頂まで狭い尾根でのアップダウンだったが、ここも危険度は低く望んでいたスリルは味わえなかった。これなら何もあんな看板を立てる必要はないと思う。
 山頂の東側はかなりの急勾配でロープがあり、3人のおやじ達がそこを降りていた。ここは多分Vルートなので、いつか歩いてみたい。

 三峰山から辺室山までの間は、かなりの登山者とすれ違った。天気が良い土曜日というのも理由の一つだろうが、反対からのルートは広沢寺温泉に降りるので、帰りに温泉に浸かって一杯やれるのが人気のコースかもしれない。

 煤ヶ谷への分岐を左に進んで物見峠へ。その先で辺室山へと向かうルートに出る。ここは以前に歩いたので記憶がある。ここを進んで土山峠へと降りた。
 この後に仏果山へと登る予定だが、目前にそびえるその山を見て、また登り返さなきゃならないのかと面倒な気分になった。

 土山峠でタイミングよくバスが来たら仏果山はやめようかと下山してる時に、ちょうどバスが行き過ぎてしまった。これを逃したので次は1時間後。待つのも面倒だしまだ体力も残ってるので、やはり予定通りに仏果山へと登ることに。

 標高はそれ程高くない仏果山だったが、急勾配で鎖場も何ヶ所かあり結構楽しめた。狭い尾根では両側の景色が開け、左側は大山などの丹沢山塊、右側は東京の高層ビル群まで見渡せる良い景色が堪能出来た。

 仏果山からは関東ふれあいの道で、撚糸組合前バス停へと下山。宮沢はホタルの里として有名のようで、日本の田舎を感じれるのどかな雰囲気だった。
 バスを待つ間に酒を飲みたかったが、撚糸組合前バス停の周りには商店がない。地元の人に聞くと5分歩いた半原バス停に行けばあるというので、そっちに行って酒を買って至福の一杯。

 酒屋の向かいには肉屋があり、自家製の味付けホルモンが売っていたので、これを帰宅後のツマミにと買って帰った。
 今回は歩いたのは全て一般ルート。三峰山は期待外れだったが、全体的に景色や地形が変化に富み、アップダウンも多くあって楽しめるコースだった。




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