セネガル(42国目) 2019年1月26日


 ギニアのクンダラからセネガルのマンダまでは、シェアタクシーで4時間。セネガルはビザが不要だ。マンダからはシェアタクシーで1時間半のタンバクンダへと移動。

 かつてフランス領だったセネガルは共和制国家で、国民のほとんどがイスラム教徒。通貨はCFAフランで、物価はモノによっては安いが、全体的には高い。
 西アフリカは特に治安が悪いと言われるが、セネガルは比較的治安が良いようだ。

 タンバクンダからはシェアタクシーでカオラクへと4時間。そこからまたシェアタクシーで首都のダカールへと4時間の移動。
 アフリカ大陸最西端の大都市であるダカールは、かつてのパリ・ダカール・ラリーの終着点として知られている。

 ここでは11月から5月の間は湖面がピンク色に見える「ラックローズ湖」、世界遺産の「ゴレ島」、高さ50mある世界最大のブロンズ像「アフリカ ルネサンスの像」、地元民が利用する市場「Marche HLM」などを観光。

 ダカールからサン・ルイへはバスで6時間。ここにはセネガル川の河口に浮かぶ、世界遺産の「サン・ルイ島」がある。南国リゾートのような雰囲気が漂う島には、歴史的街並みが残るのんびりしたところ。
 かの有名なフランスの作家サン・テクジュベリが「星の王子さま」を執筆した場所としても有名だ、と妄想はここまで。

 さて、今回実際に訪れたのは、東京都港区浜松町にある「カラバッシュ」。ここはマリ、セネガル、コートジボアールを中心に、現地から直輸入の材料を使った料理が味わえる店。

 セネガル料理の特徴は米食で、基本的に朝昼晩のおかずは1品。米と何かを一緒に炊くか、米に何かをかけるかのどちらか。
 1日のご馳走は昼の米食だが、朝と夕はパンなどの簡素なもので済ますという。

 注文したのは代表料理の一つ「チェブジェン」。これは魚を使った炊き込みご飯。魚と野菜を煮た後に油煮汁で米をいて、食べるときに具を味付きご飯の上に乗せたもの。トマトを使って赤く炊くものと、使わずに白く炊くものがあるようだ。

 食べたのは赤い米で、オムライスの中身のような感じ。唐辛子ペーストをかけるとアクセントになってより美味かった。フライされた魚が骨のないものだったら食べやすくて尚良かった。

[この日の写真]



 

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