モンテネグロ(60国目)


 クロアチアのドブロブニクからモンテネグロの首都ポトゴリツァへはバスで5時間。かつてはユーゴスラビアの解体後、最後の体制の2つの国セルビア・モンテネグロだったが、2006年に独立して2010年にはEUに加盟。

 民族構成はモンテネグロ人が半数で、あとはセルビア人、ボシュニャク人、アルバニア人など。公用語はセルビア語のモンテネグロ方言。宗教は7割が東方正教会で2割がイスラム教。通貨はユーロで物価は安い。

 ポトゴリツァでは、外観が美しい「ハリストス復活大聖堂」、シンボル的な「ミレニウムブリッジ」「時計台」などを観光。
 近郊のジャブリャクは世界遺産の「ドゥルミトル国立公園」観光の起点。ここには石灰岩の白い岩肌の「ドゥルミトル山塊」、ヨーロッパで最も深い「タラ溪谷」があるので自然を満喫しよう、と妄想はここまで。

 さて、今回モンテネグロ料理を食べようとしたが、東京近郊にレストランがなかったので断念。モンテネグロ料理はトルコやハンガリー、オーストリアに影響を受けたスラブ系が基本。

 代表的なものは、豚肉とキャベツの漬物をオーブンで焼いた「ポドヴァラク」、ラム肉のハンバーグ「プリェスカヴィヴィッツァ」、ベーコンを卵で絡めて小麦粉で揚げた「ポペッチィ」など。これらを食べるには実際に訪れるか、自分で作るしかない。



 

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