カメルーン(35国目) 2019年2月2日


 ガボンのビタムで出国手続きを済ませたら、国境のメヨケまでタクシーで1km。ここで最後のパスポートチェックを済ませたら、そのままカメルーン側の国境ケオシへ。ビザはコンゴ民主共和国のキンシャサで取得しといた。
 ケオシからはタクシーでアンバムへと30分。そこから首都ヤウンデへとバスで5時間半の移動。

 旧ドイツやイギリス、フランスの植民地に分かれた経緯があるカメルーンは共和制国家。宗教はキリスト教が4割、イスラム教が3割、アフリカの伝統宗教が3割といったところ。
 植民地時代の影響で公用語がフランス語と英語の2か国語。日本ではサッカーの強豪としても知られている。

 通貨はCFAフランで、物価は日本の5分の1くらいだが、物によっては高いものもあるようだ。
 治安は旅行客が多く訪れる地域では、強盗・窃盗・殺人などの一般犯罪が発生しており、旅行客をターゲットとした強盗も多発してる。

 首都ヤウンデではシンボル的なモニュメントの「再統一記念像」や「ヤウンデ平和大聖堂」、膨大なコレクションがある「ブラッキテュード博物館」などを観光。それと、次に向かうナイジェリアのビザも取得しとく。

 ヤウンデからはバスで4時間移動してドゥアラへ。ここではユニークなポーズをしてる「新しき自由の像」、ユニークな外観の「ベル王宮」、ポップなモダンアートが楽しめる「ドゥアラール」などを訪れよう、と妄想はここまで。

 さて、今回実際に訪れたのはコンゴの時にも訪れた、東京都渋谷区宇田川町にある「ロス・バルバドス」。ここは中東、中米、中央アフリカといった国々の変わった料理が味わえる店。

 カメルーンは北部と南部では食文化が違う。国民食は「ンドレ」と呼ばれるほうれん草などの野菜をミンチにしたおかず。また、ピーナッツシチューなどと食べる「フフ(餅のようなもの)」もポピュラー。

 注文したのは西アフリカでは定番の料理という「プーレヤッサ」。これは鶏肉をレモンと白ワインで煮込んだもの。それと細長いインディカ米のライスがワンプレートになっていた。

 レモンの酸味と旨みもあって、ペロっと平らげてしまえる美味い一品。ランチは850円と料金もリーズナブル。夜は違うメニューが豊富にあるようだ。

[この日の写真]



 

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